充電器とモバイルバッテリーは、数字の読み方が分かると選びやすくなります。

充電器は「W(ワット)」で選ぶ

  • スマホの急速充電は、USB PD対応で20W以上が目安です(iPhone 12以降は20W以上。iPhone 17/17 Pro/17 Pro Maxは40W以上で最も速く充電できます)。機種ごとの推奨W数は、メーカーの案内を確認しましょう。
  • ノートPCも充電するなら、45〜65W以上が必要なことが多いです(パソコンの付属充電器のW数を確認)。
  • ポートが複数ある充電器は、同時に使うと1ポートあたりの出力が下がるものが多いので、出力の配分を確認しましょう。

モバイルバッテリーは「容量」と「重さ」のバランス

  • 10,000mAhで、スマホをおよそ1.5〜2回充電できます。スマホの電池容量によって変わり、変換ロスがあるため、実際に充電できるのは表示容量の6〜7割程度です。
  • Whは「定格容量(mAh)× 定格電圧(V)÷ 1000」で計算します。多くの製品は電圧が3.7Vなので、10,000mAhならおよそ37Whです(本体に書かれた電圧で計算しましょう)。

飛行機に持って行くとき

2026年4月24日から、モバイルバッテリーの機内持ち込みのルールが変わりました。

  • 持ち込めるのは、160Wh以下のものを1人2個までです(100Wh以下のものも2個に含まれます)。160Whを超えるものは持ち込めません。
  • 預け入れ荷物には入れられません。必ず機内に持ち込みます。
  • 機内では座席上の収納棚に入れず、手元に置きます。
  • 機内でモバイルバッテリーを充電すること、モバイルバッテリーからスマホなどを充電することはできません。

航空会社によっては、さらに厳しいルールがあります。国際線では、国際航空運送協会(IATA)の指針に合わせて、100Whを超えるモバイルバッテリーを受け付けない航空会社もあります。JALは「2027年1月以降は100Whに制限される可能性があります」と案内しています(2026年10月時点)。乗る前に、利用する航空会社の案内も確認してください。

PSEマークを確認

日本で販売される充電器やモバイルバッテリーには、電気用品安全法にもとづくPSEマークの表示が必要です。モバイルバッテリーは丸形、コンセントに挿すACアダプター型の充電器はひし形のPSEマークです。極端に安い製品は、表示があるか確認しましょう。