結論:充電器は「W数が足りる1台」に、ケーブルはUSB-Cにそろえる

スマホ・イヤホン・タブレットなどの充電器がばらばらだと、コンセントもケーブルも増えていきます。持っている機器に必要なW(ワット)数を確認し、足りる出力の充電器にまとめると、充電の手間と配線の量を減らせます。あわせて、充電中の安全にも気を配りましょう。

充電が面倒になる理由

  • 機器ごとに充電器が違う:付属の充電器をそのまま使い続けると、機器の数だけ充電器が増えます。
  • 端子の種類が混ざっている:USB-C、Lightning などが混ざると、ケーブルを使い回せません。
  • 充電が遅い:出力の小さい充電器だと、充電に時間がかかり、何度もつなぎ直すことになります。

見直しの手順

  1. 充電している機器を書き出す:スマホ、イヤホン、タブレット、ノートパソコンなど、毎日・毎週充電する物を並べます。
  2. 端子の種類を確認する:iPhone 15以降はUSB-Cで充電でき、付属のUSB-Cケーブルなどが使えます。USB-Cの機器が多ければ、ケーブルをUSB-Cにそろえると使い回しがききます。
  3. 必要なW数を確認する:Appleの案内では、iPhone 12以降を高速充電するには20W以上のアダプタが必要で、iPhone 17/17 Pro/17 Pro Maxは40W以上のアダプタで約20分で最大50%まで充電できます。他社製でも、USB Power Delivery(USB-PD)に対応したUSB-Cアダプタが使えます。ほかの機器も、メーカーの案内や付属充電器の表示でW数を確かめましょう。
  4. 充電器をまとめる:複数ポートの充電器は、同時につないだときに各ポートへどう出力を分けるかが製品ごとに決まっています。同時に充電する組み合わせで、それぞれに必要な出力が出るかを仕様で確認しましょう。
  5. 置き場所を1か所に決める:家の中の「充電する場所」を決めておくと、ケーブルを探す手間が減ります。

注意点

  • 充電は目の届く場所で:NITE(製品評価技術基盤機構)は、リチウムイオン電池を使った製品の充電は目の届く安全な場所で行い、外出中や就寝中の充電は避けるよう呼びかけています。
  • 異常があればすぐ使用をやめる:膨らみ・変形・充電中の異常な発熱・焦げたようなにおいがあれば、使用をやめてメーカーや販売店に相談しましょう。
  • PSEマークと事業者名を確認する:NITEは、モバイルバッテリーなどを買うときに、PSEマークとその近くに届出事業者名が表示されているかを確認するよう勧めています。
  • 高温の場所に置かない:暑い日の車内や直射日光の当たる場所に、スマホやモバイルバッテリーを放置しないようにしましょう。
  • 捨てるときは自治体のルールで:リチウムイオン電池を使った製品は、燃えるごみや不燃ごみに混ぜず、メーカーの回収や自治体の区分に従って処分します。

このサイトのツールの使い方

「電気料金の概算」では、消費電力(W)・1日に使う時間・台数・電気料金の単価・1か月に使う日数を入れると、1日・1か月・1年あたりの電気代の目安が出ます。たとえば充電器のW数と1日の充電時間を入れれば、充電にかかる電気代のおおよその上限がつかめます。充電器に書かれたW数は最大の出力なので、それで計算すると多めの見積もりになります。単価の初期値は31円/kWh(家電の電気代表示に使われる目安単価)なので、検針票に書かれた単価に置き換えるとより実態に近くなります。